エアコンの取り外しは自分でできる?引越し時の判断と費用【福岡】
引越しが決まると必ず出てくるのが「エアコンはどうするか」という問題です。持っていくのか、置いていくのか、処分するのか。そして「自分で外せないか」というご相談もよくいただきます。
結論を先に書きます。取り外し自体は道具があれば物理的には可能ですが、おすすめしません。理由は「壊れるから」だけではなく、法律とガスの扱いが関わるためです。
なぜ自分での取り外しを勧めないのか
1. ポンプダウンを失敗するとエアコンが使えなくなる
エアコンには冷媒ガスが入っており、取り外す前に「ポンプダウン」といって、室外機の中にガスを回収する作業が必要です。この手順を間違えると、ガスが空気中に抜けてしまいます。ガスが抜けたエアコンは、新居に付けても冷えない・暖まらない状態になり、ガスの再充填(有償)が必要になります。
ポンプダウンは「室外機を運転させながら、決まった順番でバルブを閉じる」作業で、順番と閉じるタイミングを間違えると回収できません。1台数千円の作業を惜しんで、エアコン本体(数万〜十数万円)を使えなくするのは割に合いません。
2. 冷媒ガスの放出は法律で規制されている
エアコンの冷媒はフロン類で、大気への放出はフロン排出抑制法で規制されています。家庭用エアコンでも、回収せずに放出することは適切な取り扱いとは言えません。この点からも、正しい手順を知っている人が作業すべき作業です。
3. 配管を再利用できなくすることが多い
配管を折ってしまう、フレア(接続部分の加工)を潰してしまうと、新居での取り付け時に配管の新規購入が必要になり、結局は費用が増えます。
取り付け先に「穴がない」場合はどうなる?
新居にエアコン用の穴(スリーブ)がないケースもあります。この場合は壁に穴を開ける工事が必要です。弊社では穴あけを含めた対応が可能ですが、次の点は事前確認が必要です。
- 賃貸物件か:壁に穴を開ける工事は、必ず管理会社・大家さんの許可が必要です
- 建物の構造:鉄筋コンクリート造や、壁の中に筋交い・配線・配管が通っている場所は、開けられる位置が限られます
- 新築かどうか:新築の場合は、保証やメーカー施工の兼ね合いを先に確認します
持っていくか、処分するかの判断
意外と多いのが「結局、持っていかない方が安かった」というケースです。判断の目安は次のとおりです。
- 使用年数が10年前後:取り外し+取り付け+配管の費用をかけても、故障が近い可能性があります。買い替えを検討する価値があります
- 新居の部屋サイズが変わる:畳数が合わないエアコンは、電気代が増えるか、そもそも効きません
- まだ数年しか使っていない・容量も合う:持っていく価値は十分あります
処分する場合、エアコンは家電リサイクル法の対象です。市の粗大ごみでは収集されず、リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。取り外しと同時に引き取りまで一括で頼めると、手間も費用も抑えられます。
Hold hands合同会社の対応と費用の目安
弊社ではエアコンの取り外し・取り付けについては、専門の外部業者と連携して対応しています。引越し作業と同じ日に合わせて段取りできるため、別々に手配する手間がありません。
- 引越し(トッピング引越し):15,000円〜(必要な作業だけ選べます)
- エアコンの取り外し・取り付け:内容により見積もり(穴あけの有無・階数・配管の長さで変わります)
- 不要なエアコンの処分:リサイクル料金+収集運搬。他の不用品とまとめると割安です
いずれも目安です。現地の状況を確認したうえでお見積もりし、お見積もり額以上の請求はいたしません。
写真を送るだけで概算をお返しします
LINEの写真見積もりで、室内機・室外機・新居の設置予定場所(穴の有無が分かる角度)を送っていただければ、対応可否と概算をお返しします。「持っていくべきか、買い替えるべきか」のご相談だけでも構いません。
よくあるご質問
Q. 引越し当日にまとめてお願いできますか?
A. 可能です。ただしエアコン工事は別の職人が入るため、早めに日程を押さえる必要があります。特に3月〜4月と夏前は混み合います。
Q. 取り外しだけ、取り付けだけでも頼めますか?
A. どちらだけでもお受けできます。「引越しは自分でやるが、エアコンだけ困っている」というご依頼もよくあります。
Q. 古いエアコンを外して処分だけしてほしいのですが。
A. 対応できます。家電リサイクル法に基づいて適正に処理します。他の不用品と一緒であればまとめての処分が割安です。